条件に合う老人ホームを診断

2018.07.19

老人ホームと一口に言っても様々な種類があるため、どの老人ホームを選んで良いのか分からないという方も多いでしょう。
老人ホームはその種類ごとに入居できる条件も違ってくるため、「いいな」と思った老人ホームであっても場合によっては入居できない可能性も出てきます。
そこで今回は条件に合う老人ホームを診断してみましょう。

■自分や家族に合った老人ホーム診断

まずは実際に診断をしてみましょう。
下記項目で当てはまるものがないかチェックしてみてください。

①要介護1~5で介護が必要だ
②認知症を発症している
③24時間介護サポートを要する
④24時間看護サポートを要する

①~④全てが当てはまる、もしくはいくつか当てはまるという方は、介護付き有料老人ホームや特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護療養型医療施設がおすすめです。
特に、介護付き有料老人ホームは①~④全ての項目に当てはまる人が入居可能であり、充実したサービスを受けることができるでしょう。
特別養護老人ホームでもそうですが、特養の場合要介護度3~5の人が中心となります。
介護というより看護サポートを受けたいという方は、介護療養型医療施設の方が良いでしょう。

⑤施設で行われているイベントやレクリエーションにもこだわりたい
⑥施設にはラウンジやファミリールームなど、設備が揃っていてほしい
⑦介護サービスは現在必要ではない

①~④に当てはまらず、⑤~⑦のいずれかが当てはまるという方は介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、健康型有料老人ホーム、シニア向け分譲マンション、サービス付き高齢者向け住宅がおすすめです。
これらの施設は基本的に要介護度認定を受けていない、もしくは要支援認定されているが重度の介護度ではない方が生活しやすい施設です。
特に、シニア向け分譲マンションやサービス付き高齢者向け住宅は、介護施設というよりもシニア向けの住宅だと考えておくと良いでしょう。
例えば高齢者の一人暮らしで不安を抱えているという方は、こうしたところに入居することで、普段の生活は変わらず、見守り等のサービスを受けることができます。

条件に合う老人ホームの診断を行なってきましたが、いかがでしたか?
条件は各施設によっても異なっており、サービス内容や設備、サポートにも違いが見られます。
特に、介護付き有料老人ホームは重度の要介護度認定を受けた方を中心に受け入れているところや、比較的健康な方を中心に受け入れているところ、幅広く対応しているところなどもあるので、各施設ごとに詳しい条件をチェックするようにしましょう。

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