老人ホームに入居となるとそこで生活することになるので、様々な準備が必要です。
どんなものをどれくらい老人ホームに持ち込んだら良いのか分からないという方も多いでしょう。
そこで今回は、老人ホームでの服に着目して、どれくらいの服が必要となってくるのかご紹介していきます。
■まずは老人ホームの収納をチェックする
老人ホームの見学や体験入居などで居室のクローゼットといった収納スペースをチェックすることができます。
まずは、この収納スペースにどれくらい衣類が入りそうなのか確認しておきましょう。
新しく収納を持ち込んでも良いのですが、居室スペースは限られていますし、個室ではなく複数人同居する形の部屋だとより一人ひとりのスペースが少なくなってしまいます。
ですから、極力備わっている収納スペースだけで賄えるようにしておくと良いでしょう。
収納スペースには今のシーズンに着る服だけではなく、オフシーズンに着用する服も含まれます。
意外とオフシーズンの服のことを考えておらず、今シーズンの服だけで収納がいっぱいになってしまう場合もあるので気を付けてください。
■服はできるだけ少なめに
では、具体的に服はどれくらい用意しておくべきなのでしょうか?
まず、洗濯のサイクルから考えてみると、1日の中で現在着ている服・洗濯中の服・万が一のための着替え、最低でもこの3点は用意しておかなくてはならないことが分かります。
これはあくまでも洗濯サイクルの最低数なので、これに予備を1~2枚程度用意しておき、下着もチェスト1段に収まる程度で用意しておけば問題ないと言えます。
新しいものを購入した場合は、どんどん増えていってしまうので、できるだけ古いものを持ち帰ってもらうようにしましょう。
洗濯するのはあくまでも老人ホームのスタッフとなります。
老人ホームのスタッフも服の管理や収納までを徹底して行なってくれるわけではないので、自分一人でも管理しやすいように、あまりたくさんの量を持ち込まないことが大切です。
老人ホームでの服をあまり大量に持ち込んでしまうと収納するスペースも限られているため、ごちゃごちゃとしてしまう可能性が高いです。
できるだけ服の量は最小限+予備程度に留めておくことで整理整頓もしやすくなると言えるでしょう。
また、洋服も古くなっていくためご家族の中には新しい服を買っていく方もいらっしゃるかと思います。
しかし、収納スペースに新しいものが増えていくだけで、古いものをそのままにしていると、結果的に収納スペースから溢れてしまう可能性が高いです。
なるべく新しい服を1枚購入したら、古いものと交換する形にしておくと良いでしょう。