老人ホーム・介護施設の費用・料金

2018.06.27
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老人ホームに入居を考えている高齢者やその家族が気になることといえば「費用」ではないでしょうか?
老人ホームに入居するためには高額な費用が必要になるのではないかと心配してしまうのです。
そこで、老人ホームへ入居した場合、どれくらい費用を支払うことになるのか確認していきましょう。

■老人ホームに支払う費用は2種類ある

老人ホームに入居するのであれば、「入居一時金」と「月額費用」の2種類が必要です。
入居一時金は、入居時に一定期間分の利用料を前払いすることになるので、施設によっては高額な費用が必要になる可能性もあります。
月額費用は、毎月の施設の利用料となっており、老人ホームの種類によって金額が変わるでしょう。

■月額費用の内訳

月額費用の内訳を解説していきます。

・家賃
施設に住むこととなるので家賃が含まれます。

・管理運営費
施設を運営する上での管理に必要な費用や施設の維持費などが含まれます。
共有設備が充実している施設では高額になる可能性もあります。

・水道光熱費
施設によっては管理運営費に含まれる場合もあります。
また、寒い地域では暖房費として冬場だけ高額になることもあるでしょう。

・食費
朝食、昼食、夕食に掛かる費用です。
利用した分だけ費用を支払うことが多いです。

・介護費
介護が必要であれば、自己負担分1割または2割必要になります。

・上乗せ介護費
要介護者の場合、介護度によっては手厚い介護分として支払いが必要です。

■その他に掛かる費用はある?

月額費用のほかに、雑費として毎月請求される費用もあります。
例としては、
・電話代
・薬代
・オムツ代
・医療費
・理容費
・レクリエーションの材料費や参加費
などがあります。

■費用を抑えて入居したい場合は?

老人ホームに入居するためには、上記のような費用を支払うことになりますが、費用を工面することが難しい場合には以下のような施設を探すことで費用を抑えて入居することが可能です。

・駅から遠い老人ホームを利用
立地の良い施設であれば、その分家賃が高くなるので月額料金も高くなります。
なので、駅から遠い施設を選ぶことで費用を抑えることも可能です。
また、都会ではなく地方の老人ホームへの入居を検討することでも家賃が抑えられます。

・入居一時金の掛からない老人ホームを利用
老人ホームの中には、高額な入居一時金が必要ない施設もあるので、まとまったお金を用意することが難しいのであれば探してみると良いでしょう。

老人ホームの費用は高額になることもあるので、年金だけで生活をしている高齢者は不安になるでしょう。
ですが、費用を抑えるコツもあるのでその秘訣を実践することで自分に合った老人ホームを探すことができます。
そのためにも、自分が希望している老人ホームはどのくらいの費用が必要になるのか、あらかじめ確認することが大切です。

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