老人ホームで働くスタッフのやりがいとは

2018.08.09

老人ホームは、高齢者が暮らしやすい環境が整えられており、入居者全員が安全して生活していくための施設です。
老人ホームに在籍しているスタッフの仕事は、食事や排泄、入浴など身のまわりの介助など介護保険制度で受けられるサービス支援と、買い物や通院の付き添い、洗濯や掃除など介護保険以外のサービス支援に分けられています。
イベントやレクリエーションなどの企画や実施も業務の一貫として取り組んでいますが、老人ホームで働くスタッフの仕事のやりがいとはどういったものなのでしょうか。
ここでは、老人ホームで働く魅力についてご紹介していきます。

■老人ホームで働く魅力とは

冒頭でもお話ししたように、老人ホームは入居者の方のための住まいです。
安心して暮らせるよう支援する「暮らしのお手伝い」と言っても良いでしょう。
入居者が心地よいと感じられる環境を整えるためには、マニュアル通りの介護を行うだけでなく、入居者が大切にしている暮らし方を尊重してあげなければいけません。
毎日コミュニケーションを図りながら、それぞれの入居者に必要なサービスを提供していきます。
流れ作業の介護ではなく、一人ひとりとじっくり向き合いながら支援をしていく仕事は老人ホームのスタッフにとっても非常に価値があるものです。
自分が企画したイベントやレクリエーションに参加した入居者が、笑顔で楽しんでいる姿を見れた時は、次の企画の活力にもなります。
介護の仕事は、毎日取り組んでいることを目の前で評価してもらえたり、喜んでもらえる職業です。
重労働な仕事のイメージが大きいですが、それ以上に達成感の方が上回ることの方が多いのではないでしょうか。

■入居者が生き生きしている姿を間近で見られる

老人ホームのスタッフは、入居者の「できない部分」を補うだけでなく「一人でできそう」という部分を見つけ、その人が持っている力を自分で発揮できるよう色々な工夫をしています。
例えば、尿意を感じることができるにも関わらずオムツを着用している人に対し、トイレで排泄できるよう促したり、ポータブルトイレを使って練習することもあります。
そういった工夫一つでオムツを着用せず、一人でトイレに行けるようになることもあります。
入居者の生き生きとしている姿や希望を持って生活している様子を間近で見ることができるでしょう。

老人ホームで働いているスタッフは、身体的にも精神的にも負担がかかる仕事かもしれません、
しかし、その分やりがいを感じられる仕事でもあり、今後ますます需要が高まることでしょう。
お礼や感謝の言葉を直接もらうことで、次の仕事に打ち込む力となっていきます。

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