老人ホームに入居することのメリットとデメリット

2019.01.29

ご家族が、老人ホームに入居を考えている方もいるでしょう。しかし、不安な面もあるため、ためらっているという人も少なくありません。
「家族で介護をした方が寂しくないのでは?」
「デメリットの方が気にかかってしまう」
「親族の目が気になる」
こういった悩みを抱えている人もいるでしょう。
そこで今回は、老人ホームに入居するメリットとデメリットを紹介していきます。

■メリット①24時間体制の介護
老人ホームでは、介護の専門家が24時間体制でケアにあたります。
夜中でもトラブルがあれば、スタッフがすぐに駆けつけてくれるので、もしもの時でも安心です。
家族だと24時間体制で介護をすることは難しいです。介護体制が整っているのは老人ホーム最大のメリットと言えます。

■メリット②友達ができる
老人ホームに入居した本人が感じるメリットの一つとして「友達ができる」という点が挙げられます。
入居前では分かりづらいメリットですが、友達ができて施設生活が楽しいという人も多いです。
人と話す機会が増え、家族も本人も満足ができる結果になっています。

■メリット③家族に気持ちの余裕が生まれる
「家族が介護をしなくてはいけない」と思い、疲労困憊で介護をしている人がいます。
しかし、気持ちの余裕がなくなり、きつい言葉をかけてしまう場面も出てくるでしょう。
本人も家族もストレスが溜まった状態で、悪循環が生まれてしまっている家庭も多いです。
その点、老人ホームに入居すると家族は時間ができ、本人も家族に迷惑がかからないのでストレスが軽減されます。
もし、時間に余裕がないのであれば老人ホームへの入居を考えてみてください。

■デメリット①料金が高い■
介護付きの有料老人ホームは、料金が高いところもあります。
高いところでは、初期費用が数千万円かかる場合もあります。
月額の料金も高いので、家族の家計を圧迫してしまいます。
ただ、介護をする時間がなくなるので、時間の余裕は生まれるでしょう。

■デメリット②制限がある暮らしになる
老人ホームに入居するということは、施設のルールに従いながら生活をすることになります。
・食事時間が決まっている
・自由に外出できない
・好きなものが食べられない
老人ホームに入居すれば制限がある暮らしが待っています。
今まで通りの生活ができないため、ストレスが溜まってしまう人も。

一方で、制限がある分規則正しい生活を送ることが出来る場合も多くなります。
事前にどんな生活になるのか本人と家族とで話し合っておくことが必要です。

老人ホームに不安を持っている人もいますが、トータルで考えるとメリットの方が大きいです。
家族の負担も減るので、あとは本人次第です。きちんと話し合いながら老人ホームに入居するのか決めてみてください。

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