老人ホームを選ぶポイントとして「立地条件」に重きを置く人も少なくありません。
仮に、設備が綺麗でサービスが良くても、立地条件が悪いと自分自身と家族の間に問題が生じることもあります。
そこで今回は、どんな立地の老人ホームを選べばいのか解説をしていきます。
■家族(自宅)と近い
老人ホームの立地選びで最も重視してもらたいことが家族(自宅)との近さです。
家族との面会もしやすく、自分自身も住み慣れた環境なので安心感があります。
もしもの時でも、すぐに家族が駆けつけることも可能なので、本人と家族にとっては最も良い環境です。
距離が遠ければ家族に負担がかかり、本人も申し訳ない気持ちでストレスを抱えてしまいます。
本人と家族がストレスを溜め込まないためにも、自宅から近い立地を選んでみてください。
■公共交通機関が近い
老人ホームが公共交通機関から近いと大きなメリットがあります。
駅やバスの停留所が近いと、家族が面会に来たり、すぐに駆けつけたりすることができます。
また、車を持っていない家庭は公共交通機関が近い施設をメインに選んだ方がよいです。
事情によって、自宅近くの老人ホームに入居できなかった人は、公共交通機関が近い施設を選ぶのもいいでしょう。
■自然が豊かな場所
自宅から近い、便利な立地にあるという理由だけで老人ホームを選ぶのは危険です。
自宅が街中にあったり、便利な立地でも車やバイクが行き来するようば場所では、心が穏やかになれない可能性があります。
人は自然に触れ合ったり、綺麗な景色を見ることでストレスが軽減し、心が穏やかになります。
また自然豊かな老人ホームは、田舎なので料金も比較的安いです。
自宅との距離も考えながら、自然がある立地も検討してみてください。
■娯楽施設が多い
老人ホームへ入居すると、レクリエーションやイベントもありますが、もっと娯楽を楽しみたいという人もいます。
そんな時は、映画館やデパートなどが近い老人ホームを選ぶのもいいでしょう。
施設によっては映画を観に行ったり、ボーリングをしに行ったりなど、娯楽が楽しめる老人ホームもあります。
施設生活に退屈しそうという方は、周りに娯楽施設がある環境を選択するのも手です。
まずは自分がどんなライフスタイルで生活をしたいか考えてみましょう。
・家族と頻繁に会いたい
・娯楽施設が多い場所がいい
・自然が多い老人ホームがいい
など自分の希望と照らし合わせながら、家族と相談をしてみてください。