老人ホームの実際の生活リズムはどんな感じ?

2019.06.01

老人ホームへの入居を検討している際に、今の生活と入居した後の生活に違いがあり、生活リズムが変わってしまうのではないかと考える方は多いでしょう。
生活リズムが変わってしまうと体調や精神的な影響も考えられるため、できる限り把握してから入居したいものです。
今回は、老人ホームにおける実際の生活リズムがどのようになっているのか、ご紹介していきましょう。

■老人ホームでの生活リズム

老人ホームではそれぞれの施設によって若干時間などが異なっているものの、ほとんどの施設で同じような生活リズムを取っています。
目安になる1日の流れをご紹介していきましょう。

朝は7時~8時の間に起床するケースが多いです。
起床したら身支度を整え、朝食を食べます。
朝食を食べたら各々リラックスタイムや好きなことをする時間に入ります。
ただ、お風呂は基本的に午前中~夕方までに入浴することになるため、朝食を食べた後にお風呂に入る可能性もあります。

お昼になるとまず昼食を食べ、お昼寝や食後の休憩を行います。
それから14時頃になるとレクリエーションが開催されます。
レクリエーションでは体を動かしたり、頭を使ってゲームをしたり、皆で懐かしい歌を歌ったりと、様々なレクリエーションが行われるので、特に用事がなければ参加してみましょう。
もちろん、参加したくないという人は自分の生活リズムがあるため無理に参加する必要はありません。
老人ホームでは基本的にその人がやりたいこと・やりたくないことを尊重してくれるので、レクリエーションの参加も自由なのです。
15時になるとお茶の時間が設けられます。
お茶の時間はとても重要で、コミュニケーションを図る時間でもありますし、入居されている方は喉の渇きを感じにくくなっている方が多いため、どうしても脱水になりやすいです。
脱水にならないためにもお茶の時間を設けて、お茶を飲んでもらうようにしています。

老人ホームによって異なりますが、夕方からクラブ活動に取り組むところがあります。
クラブ活動でも自分の好きなことを中心に行えるでしょう。
夕飯は18時からの施設が多く、その後自由に時間を過ごしてもらって就寝となります。

■老人ホームの生活リズムを知るには?

老人ホームの実際の生活リズムを知るには、カタログや資料だけでは難しい部分があります。
そのため、体験入居を行ってみましょう。
体験入居では1泊することでどんな生活リズムを送っているのかが分かります。
生活リズムだけではなく、スタッフの対応や施設内の雰囲気などもより感じ取れるため、体験入居は行っておきましょう。

老人ホームの実際の生活リズムは、普段の生活リズムとそれほど変わりありません。
ご飯とお風呂の時間は決まっていますが、それ以外は比較的自由に過ごせるため、自分なりの生活リズムを取れるでしょう。

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