老人ホームの入居までの流れ

2018.07.19

将来のことも考え、老人ホームを選び入居しようと検討されている方もいらっしゃるかと思います。
しかし、実際にどういった流れで老人ホームを選ぶところから入居に至るのか分からず、不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は老人ホームの入居までの流れをご紹介していきましょう。

■老人ホームの入居までの流れ

老人ホームに入居するためには、様々な行程を経て、最終的に入居する形となります。
では、大まかな流れを見ていきましょう。

1.介護施設を調べる
地域の気になる介護施設をチェックしてみましょう。
介護施設にも様々な種類があります。
介護付き有料老人ホームや特別養護老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅など、それぞれ特徴が異なるので自身に合ったところを選びましょう。

2.施設見学や相談
気になった施設は一つずつ見学したり、相談に乗ってもらうことが大切です。
ホームページだけの情報で入居しようとすると情報が違っていて後悔してしまう可能性もあります。
見学に行く時は必ず数日前に施設へ問い合わせ、見学したい旨を伝えるようにしましょう。
当日そのまま施設に赴いても対応してもらえないことがあるので注意が必要です。

3.申し込みを行う
複数の施設を見学し、自分や家族が入居したいと思える老人ホームが見つかったら、入居の申し込みを行いましょう。
申し込みの段階ではまだ入居が決定されたわけではありません。
入居するためには必要書類を準備し、面談のスケジューリングなども行わなくてはなりません。
必要書類は健康診断書や診療情報提供書などで、これらはかかりつけの医師から書いてもらう必要があります。

4.面談
老人ホーム側が入居予定の方の健康状態や条件などをチェックするのが面談です。
ケアマネジャーや施設の管理担当者などと面談を行なっていきます。

5.審査
面談の内容を老人ホーム側が精査し、審査を行います。
身元保証人の精査に関してもここで実施されます。
ただ、施設によっては身元保証人なしで入居できるところもあるようです。

6.体験入居
1日もしくは数日間の体験入居を行い、対応やサービスなどをチェックしていきます。
本当に自分に合った老人ホームなのかをチェックできる最後の場面になります。

7.最終確認
契約前に契約書・重要事項説明書などをチェックします。
ここで分からないことがあれば事前に質問・相談するようにしましょう。

8.契約完了
契約事項に不備や疑問点がなければ、契約完了となり、入居という形になります。

大まかな流れをご紹介しましたが、大体1~8まで1~2ヶ月程度はかかると言えます。
場合によってはそれ以上かかるというケースもあるでしょう。
この流れはあくまでも目安なので、分からないことがあれば入居を検討している老人ホームのスタッフやケアマネージャーに相談してみましょう。

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